フィリピン料理 ‐ ティノーラ(Tinola)を作る

フィリピンに戻って早々、義妹の家でティノーラ・マノックを作りました。ティノーラはマノック(鶏肉)入りのスープものの料理です。フィリピンは気候の関係か揚げものが多く、野菜が日本の家庭料理と比較すると少ない(予算の関係で少ない場合もある)ので、野菜入りのスープは何とも嬉しかったりします。

ティノーラ・マノックは家庭で頻繁に食べられる料理で塩味で生姜の後味のするさっぱりとしたスープです。各家庭様々なバリエーションがありますが、オーソドックスな材料は以下です。

ティノーラ・マノック(tinolang manok)
ティノーラ・マノック(tinolang manok)

[材料 4人分]
鶏肉 300グラム
はやと瓜 1個
葉物 適量
ニンニク 4~6かけ
玉ねぎ小 1つ
生姜 1かけ
チリ 1つ
塩 適量
油 適量

ティノーラ調理
ニンニク、生姜のみじん切り、赤玉ねぎのみじん切りを炒め、そこに鶏肉、一塩でいためます
①ニンニクと生姜をみじん切り、はやと瓜を乱切り、玉ねぎを千切りにします。
※はやと瓜は皮をむくとつるつると滑ります。

②ニンニクを油で炒めて香りを出します。そこに一口大に切った鶏肉と塩を入れて炒めます。

③②に生姜と玉ねぎを入れて炒めた後、はやと瓜を入れます。

④③に材料全てに水が被るくらい入れます。

⑤④が沸騰したら、葉物を入れチリを入れて、材料に火が通るのをまちます。
※煮込みすぎると、はやと瓜が煮崩れてしまします。

⑥塩や好みでパティスなどで味を調えて完成です。
はやと瓜 ティノーラ・マノック(tinolang manok)


フィリピン料理は他の東南アジアの料理、タイやインドネシア、マレーシアのようなスパイシーさもなく、ベトナム料理のように知られているわけではなく、日本とフィリピンの人の行来を考えるとあまり知られていませんが、辛いものが苦手という人にはとっつきやすい優しい味です。

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