ロンドンヒースローからガトウィックの乗り継ぎについて(バスの利用)

旦那の学会についてニューヨークへ行くべく購入した比較的安価な航空券。購入後気がついたのが、ニューヨーク・アムステルダム間の往復の中継地が異なること。往路は、アイルランドのダブリンを経由、そして帰路はロンドンを経由。ロンドンヒースローの乗り換えと思っていたのだがケットに空港コードLGWの文字が!あれ、LHRじゃないの?ロンドンはヒースローに到着し、ガトウィック空港から飛び立つことになりました。

出発地から飛び立った飛行機がヒースロー空港に到着するのは朝6時20分、ガトウィック空港から最終目的地アムステルダムに向けて発つ飛行機は10:50分発、3時間以上あれば大丈夫と言われているこの乗り換え。そうはいうものの、初ロンドンどうなることやら。

著者が体験した、ロンドンヒースローからガトウィックの乗り継ぎについて。

ブリティッシュ・エアウェイズ
ロンドン・ヒースロー空港に到着したブリティッシュ・エアウェイズ

ニューヨークからロンドン・ヒースローへ

ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港、ブリティッシュエアウェイズ専用のターミナル7からロンドン・ヒースローに向けて旅立ちました。所要時間は、約7時間。著者が今回利用したのはブリティッシュ・エアウェイズ。搭乗した飛行機のエンターテイメントはそれほど充実はしていないものの、7時間ほどのフライト時間をやり過ごすにはほどほどでした。(搭乗中寝付けなかった著者は3本と半分の映画を鑑賞。)

ジョン・F・ケネディ国際空港、ターミナル7
ジョン・F・ケネディ国際空港、ターミナル7はブリティッシュ・エアウェイズ専用ターミナル
ブログ「ジョン・F・ケネディ国際空港、ターミナル7

ロンドンヒースローからガトウィックへ

7時間のフライトの後、ヒースローに降り立ち、その後すぐにガトウィックへ移動。
ロンドン・ヒースロー空港とガトウィック空港の距離は約48kmです。ヒースローの南東側に位置します。

ヒースローからガトウィックに移動する場合は、一度英国に入国します。日本人である場合は、英国への入国はなんら問題はありません。入国カードに「入国目的」や滞在場所を書かねばならないので、入国審査の時には乗り換えのための入国と伝えます。

預け荷物をお忘れなく!
預けた荷物は自動的に積み替えられないため、ロンドン・ヒースロー空港で一度荷物を受け取ります。出発地からヒースローまで、そしてガトウィックから最終目的地まで同じ航空会社の便を利用しても、同じです。

ナショナル・エクスプレスのオフィスでバスのチケットを購入

購入場所ナショナル・エクスプレスのオフィスは到着階、出口を出て左側。バスの搭乗券は発券機でも購入可能ですが、搭乗場所と現在の予想される所要時間を確認をするためカウンターで購入。カウンターには人は一人しかいませんので、少々並びます。
行き先、希望する時間帯を告げます。
ヒースロー空港ターミナル5、到着階マップ
ヒースロー空港ウェブサイトより「ターミナル5、到着階マップ」
http://www.heathrow.com/file_source/Heathrow/Static/PDF/Maps/Heathrow_T5_Map.pdf参照
オンラインでも購入が可能です。National Expressの公式ウェブサイトに、移動日、乗車時間を入力すると、画面にスケジュール、価格、所要時間が表示されます。
到着時間が不明な場合は、時間の変更が可能なバス券の購入も可能。

価格
25ポンド前後。著者が乗車した朝7:05発のバスは25ポンドでした。しかし、ピークシーズン、オフシーズンで値段が変わります。著者の前にチケットを購入した男性二人は、8時台のバス2人分で合計70ポンド、つまり一人35ポンド支払っていました。もちろん、25ポンドよりも安価になることもあります。時間帯、ピークシーズンで値段が上下することが公式ウェブサイトにも表記されています。支払いはポンドです。

スケジュールと所要時間
一日80本出ているバス。一時間に最低一本はあり、また飛行機が頻繁に発着する時間帯では一時間に5本という場合もあります。所要時間は1時間から1時間30、40分。ブリティッシュ・エアウェイズのウェブサイトの案内では、一時間以内と書かれていましたが、実際はそれ以上かかりますので、時間に余裕を持っておきましょう。

ヒースロー空港、ターミナル5のバス亭
ナショナル・エクスプレスのチケット販売所を背にして、一番近い出口から出て週十メートル先にバスの停留所があります。ガトウィック空港行きのバスは11、あるいは12番の滞留所に停まります(2017年8月現在)

ガトウィック空港の停車場所
ガトウィックは南と北のターミナルに分かれています。著者が乗車した時は北ターミナル、それから南に停車しました。南と北のターミナルはモノレールでつながっており、移動は5分ほどです。

ナショナル・エクスプレスを実際利用してみて

25ポンド(約30ユーロ)もするバスだけはあって、車両も新しく、wifiの感度もよく、トイレもついており、座席間のスペースに余裕があり、快適でした。飛行機の移動で全く寝付けなかった著者はこのバス移動時に酷い車酔いを経験し、バスの移動をあまり楽しめませんでしたが、チケットの購入から移動までの一連の流れは悪くはなかったです。バスもチケット購入後10分ほどで到着し、定時で出発しました。

しかし気になるのが値段、そして運転手さん。値段は、この距離(50キロ弱)で25ポンドは高い。東京駅八重洲口から出ている成田空港行きのJRバスTHE アクセス成田は1,000円とちょっと。移動距離は70キロ弱。サービスもよかったため、それと比較すると高く感じてしまいます。日本の空港間を結ぶ、リムジンバスと同じ位置づけでしょう。
このサービス(空港間の移動サービス)を提供しているのはナショナル・エクスプレスのみ、ということは独占状態です。

ナショナル・エクスプレスのバスの運転手さん、どの航空会社がどのターミナルを利用しているか知らない様子で、乗客に○○航空が南ターミナルなのか、北ターミナルなのか聞かれて困っていました。もちろん、乗客が事前に調べていることが重要なのですが、中にはターミナルが南北あると知らないお客さんもいたので、運転手さんが知っていたら助かるのではないでしょうか。

まとめ

ヒースローとガトウィックを移動しなければならない場合、渋滞も予想されますがこの方法が現時点では確実で、比較した中では安い方法と聞き、ある種納得しました。

・チケットは事前に購入が可能
・空港でチケット購入の際はポンドを用意
・移動時間は1時間30分はかかるとみておく(余裕があるにこしたことはない)
・利用するターミナルを事前に調べておく

荷物が多くても空港間の利用であれば、問題ないと思われます。

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